AOCボジョレーを構成する96ヶ村のうち、ソーヌ=エ=ロワール県の8か村とローヌ県の38か村は、ボジョレー・ヴィラージュのAOCを名乗ることができます。葡萄の収穫量やアルコール度数などが、普通のボジョレーより厳しく規制されます。
「ボジョレー・ヴィラージュ」のぶどうを使用した「ルイ・テットのボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー 2016」
この「ルイ・テット」はボジョレー地区とボジョレー・ヴィラージュ地区に畑を持つ小規模な家族経営のワイナリーです。
色は透き通った鮮やかなバイオレットで、スミレやフレッシュなラズベリー、クロスグリのような香りを感じました。
しなやかな酸とバランスよくまとまった苦味が印象に残りました。
ボジョレー・ヌーボーと料理のマリアージュ(相性)は賛否両論ですが、私は全般的に合わせやすいワインだと思います。(魚卵系を除く)
ご参加いただいたみなさまご持参の素晴らしいお料理や、ご協力をいただいた、
「リストランテ サーレ」さま(天草市今釜町)のオードブルも相性バッチリでございました。
ありがとうございました‼
2015年が「今世紀最高の出来」というキャッチコピーになるぐらいの良作だったため、2016年も良い出来ですが、比較するとちょっとかわいそうかなと。。。偉大な父を持つ息子さんのように感じました。
毎年同じ蔵元のボジョレー・ヌーボーを楽しむことで、その年のぶどうの出来を大まかに知ることが出来ます。
参考までに過去数年のキャッチコピーを良い年と悪い年だけ、
2003年 「100年に1度の出来、近年にない良い出来」
2005年 「ここ数年で最高」
2009年 「50年に1度の出来栄え」
そして、2015年が近年では秀逸な収穫年です。
2012年 「ボジョレー史上最悪の不作」
ボジョレー・ヌーボーの出来はイマイチの年でした。
他のエリアまで不出来ではありませんのでご注意くださいませ。
秀逸な年も同じです。
2016年のキャッチコピーも先ほど確認しました、
「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」
今回味わったヌーボーは通常のヌーボーでは使用しない樽からのプラス樽香と風味が味わえました!!
来年もぜひ樽でボジョレー・ヌーボーを味わいたいな~と思いました。
主催者であり会場として施設を利用させていただきました
12月に開院予定の「在宅とつながるクリニック 天草」の
倉本 剛史先生
誠にありがとうございましたm(__)m
来年も宜しくお願いいたします。
