ボジョレー・ヌーボーってなに?

ボジョレー・ヌーボーとはフランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られるワイン(ボジョレー)の新酒(ヌーボー)です。
その新酒であるボジョレー・ヌーボーは、その年に収穫されたぶどうの出来を確認するための試飲酒で、毎年世界中のワイン好きが待ちわびるヌーボーは美味しさを最大限に引き出すために、マセラシオン・カルボニック醸造法で造られあざやかな色合いを持ち、タンニンがあまり抽出されずに渋みの少ない飲みやすい赤ワインです。

もともとはワインメーカーやぶどう農家がその年の収穫を祝ったり、販売業者がその年の購入量を決める目安にしたりしていて解禁日を11月15日と定めていましたが、休日と重なったりしたため1984年から11月の第3木曜を解禁日としました。
今年の解禁日は11月17日です。

日本では他国より、いち早く解禁日を楽しめるということあってずいぶんと騒がれてブームとなりましたが、いまだに輸入量第1位は日本であり、全生産量の約4分の1を占めています。


醸造方法
マセラシオン・カルボニックとは、急速で発酵させ短期間でワインに仕上げるために、ブドウを潰さずにそのまま発酵させる醸造法です。

賞味期限
通常のワインと異なり、ボジョレー・ヌーボーは熟成されると味が落ちてしまうため、できるだけ早く飲む方が良いとされています。
特に定められた賞味期限はないが、2~3ヶ月以内に飲むのがベストといえるでしょう。

飲み方
通常の赤ワインは常温で飲むのが美味しいとされていますが、フレッシュを売りとするボジョレー・ヌーボーは、やや冷やして飲むのが美味しさを際立てます。
渋みの少ないすっきりとしたワインなので料理と一緒に、特に秋の味覚の食材とぴったりです。
ボジョレー地区
ボジョレー ヴィラージュ ヌーボー
ボジョレー地区は南北に長く、北部に優れた村(ヴィラージュ)が多く、北部の村の葡萄のみで造られたワインのみがボジョレー ヴィラージュを称することを許可されます。



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